小児科・アレルギー科
花水木こどもクリニック
坂戸市にっさい花みず木3丁目20−8
TEL 049−282−8732
 
 

JMAT(日本医師会の災害医療派遣)として、宮城県南三陸町へ3泊4日で応援に行ってきました。



       宮城県南三陸町


 東日本大震災により、お亡くなりになられました方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、ご家族、関係者皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
  
宮城県南三陸町、3月11日より以前には知らない方の方が多かったと思います。
ウミネコの鳴く静かな海の街です。

 写真は昨年5月、ちょうど1年前の南三陸町のきれいな海です。ほんとうにきれいな海です。
妻の友人の結婚式に出席したときのものです。

テレビで見るのとは違い、現場はほんとうにひどい状態でした。
えっっ何が起こったの???!
道ばたのがれきは数メートル積み重なり、鉄筋の建物の骨組みだけが残り、木造家屋は基礎しかありません。
割れて散らかったお皿の一枚一枚に、やぶれたシャツの一枚一枚に、誰かの想い出が詰まっているかと思うととてもその写真をここに載せる気にはなりません。

「これが夢だったらいいねー、明日目が覚めたらみんないてさー」と志津川病院の看護師さんが話していました。
ほんとうにそう思います。これが夢だったらという聞き慣れたフレーズをこんなにもほんとうに夢だったら良かったと思って使うことはもうないかもしれません。
昨日の日常は今日にはつながっていないということを思い知らされました。

4日間という短い間でしたが、1ヶ月健診、3ヶ月健診などの往診へ行ったり、風邪、嘔吐下痢症、花粉症、喘息、結膜炎、アトピー性皮膚炎などの子たちを診させていただきました。
自宅避難の子は震災後にまだお風呂に3回しか入っていないとのことでした。避難所では仮設のお風呂で入浴出来ましたが、自宅避難ではそれだけの水も燃料もなく、また避難所まで来る車も燃料もありません。

南三陸町でのJMAT最終日に震災後1ヶ月の黙祷がありました。
町長のあいさつ、その後の黙祷。
町長のやさしい呼びかけに涙があふれました。

あれから1ヶ月が経つのだなと思う一方、まだまだ見つからない方々もたくさんいて。
復興へは長い道のりになるでしょうが、この南三陸町を含め被災地すべてが以前よりももっと良い街になって復興してくることを応援したいと思います。